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ANAエンジンテクニクス、遠隔支援ソリューションCareAR導入で作業効率化へ

コンタクトセンター向けソリューション、各種業務自動化ツールやAI関連ソリューションの提供、およびコンサルティングサービスを展開する株式会社コミュニケーションビジネスアヴェニュー (本社:神奈川県横須賀市、CEO: 柴山浩、以下CBA)はこのほど、ANAエンジンテクニクス株式会社(代表取締役社長:烏田 健太)が、米Xerox社が開発しCBAがサポートを行う、遠隔作業支援ソリューションCareARを2024年4月より導入したことを発表します。 

 

■ 背景 

ANAエンジンテクニクスでは、数万点の部品から構成されるジェットエンジンを、一つひとつの部品にまで分解し、洗浄、検査、修理を行い、高い精度で再度組み立て、高品質のエンジンを提供しています。航空機の心臓部とも言われるエンジンを確かな技術と高い品質で整備することにより、お客様の安全と快適な空の旅を根底から支えています。航空機のエンジン整備とひとことで言っても、取り扱う航空機エンジンとその整備プロセスは非常に多岐にわたるだけでなく、整備士には非常に高度な技術が求められます。ボルト・ナットの締結一つとっても、経験と技術が求められるシビアな環境で、なおかつミスが許されない作業をチームワークで乗り越える必要があります。そうした背景において、エンジンの生産性・運航支援性向上を目的として、同社ではエンジニアや整備士の作業効率化を推進するソリューションであるCareARの導入に至りました。 

CareARは、AR技術とAIを活用したプラットフォームで、遠隔にいるエンジニアや熟練整備士が現場の整備士を支援することができます。整備士の視界にARでアドバイスや手順を表示したり、ビデオ通話でリアルタイムにコミュニケーションを取ったりすることができます。CareARの導入により、作業時間の短縮(エンジニアの指示や熟練整備士の助言をリアルタイムで受けられる)、作業品質の向上(エンジニアや熟練整備士のアドバイスに従って作業を行う)、安全性の向上(整備士が安全な手順で作業が可能となる)などの大きな効果を期待できます。ANAエンジンテクニクスは、CareARの導入により、現場の効率化と作業品質の向上を目指しています。 

 

■ 今後の展望 

ANAエンジンテクニクスでは、CareARの導入を皮切りに、今後もデジタル技術の可能性を最大限に活かす取り組みを積極的に推進しています。リモートサポートやトラブルシューティング等において、整備士のパフォーマンスや効率性を向上させることで、整備・保守作業の迅速化、ヒューマンエラーの削減、トレーニングプロセスの最適化など目指しています。 

 

CareAR社について 

ゼロックス傘下のCareARは、SXMのリーディングカンパニーです。シームレスなデジタルワークフロー体験の一部として、リモート、ARおよびAIによるインタラクション、インストラクション、インサイトのリアルタイム取得・表示機能を通じ、ユーザーが専門知識に即座にアクセスできるようにします。CareARはスキルギャップを埋め、ナレッジの継承を加速し、より優れた業務効率を実現します。そして顧客の成果と安全性を高めることで、SXMカテゴリの新たな指標を提案します。詳細はcarear.comをご覧ください。 

 

ANAエンジンテクニクスについて 

ANAエンジンテクニクス株式会社は、全日本空輸(ANA)グループの一員、そしてエアラインのエンジン整備部門として世界トップクラスの技術力を追求し続けています。2011年にANAエンジンサービス株式会社とANAワークス株式会社が合併して発足して以来、ジェットエンジンのオーバーホールから部品修理まで一貫した工程の実現、そしてこれらすべての工程を熟知しているからこそ得られるエンジン整備手法やジェットエンジン整備時に得られるデータをメーカーと共有することで、世界中で使用されるジェットエンジンのさらなる信頼性の向上に貢献し、日々お客様の安全で快適なフライトを支えています。ANAグループの一員として、そしてジェットエンジンを整備するプロフェッショナルとして、お客様本意のオペレーションで確かな運航を支えるために、今後もエンジン整備技量と技術力の向上を目指します。 

詳細はhttps://www.etc.ana-g.com/をご覧ください。 

 

株式会社コミュニケーションビジネスアヴェニューについて 

CBAは、幅広いプラットフォームの自動化とソリューションを可能にする、非上場の総合的なコミュニケーションソリューションインテグレーターおよびサービスプロバイダーです。最先端のオムニチャネル、AI技術、その他のソリューションを導入し、数々のビジネスコミュニケーションにおける課題を解決するイノベーションを実現します。CBAは、常に親切でホスピタリティに溢れることを使命とし、お客様のビジネスの大きな成長を実現するためのテクノロジーとビジネスメソッドを提供します。 

2006年の設立以来、世界35ヶ国、900社以上のお客様に最新のコミュニケーション技術を提供し、サポートしてきました。オンプレミス、クラウド、モバイルアプリケーション向けのWebRTCマルチメディアソリューションを含む専門知識と、没入感の高い包括的なクラウドコンピューティングソリューションを活用し、あらゆる業界のコミュニケーションニーズに対応するソリューションを提案しています。詳細はhttps://cba-japan.com/をご覧ください。 

 

問い合わせ先 

CBAでは、コンタクトセンター・ソリューションや業務効率化、AI導入等のコンサルティングを展開しております。お問い合わせは下記までお気軽にお寄せください。 

株式会社コミュニケーションビジネスアヴェニュー 

担当者:マーケティング部・堤 健輔 

TEL:046-821-3362(代表) 

Email: marketing@cba-japan.com