2020年に始まった感染症の流行により、テレワークでの社内システムへのリモート接続が広く一般的になりました。それに伴い、リモートアクセス時のセキュリティ強化の必要性もかつてなく高まっています。IDとパスワードのみに頼った認証方式は、情報漏えいによるアカウント乗っ取りやなりすましの危険があることから、十分なセキュリティを確保できないとされています。一方、セキュリティ強化のために、パスワードを使いまわさない、複雑なパスワードを利用するといった方法を「面倒」と感じる人も少なくありません。
業務で使用するWebアプリケーションや、クラウドサービスの不正アクセスを強力に防ぎ、かつ、素早く簡単にログインできる認証方法が、顔認証とワンタイムパスワードを組み合わせた二要素認証です。
一般に、二要素認証の「要素」には、代表的なものとして以下の3つの選択肢があります。知識要素:本人だけが知る要素。パスワード、暗証番号、秘密の質問など。所有要素:本人だけが所有する要素。クレジットカードや身分証明証、ワンタイムトークンなど。生体要素:本人の顔、指紋、声紋などの要素。この3つの要素のうち、異なる2つの要素を組み合わせたものが「二要素認証」です。現状、最も効果的な組み合わせはワンタイムパスワードと生体認証であるといわれています。
6桁のワンタイムパスワードの入力後、顔認証するだけでログインが可能。Journey AIの3D顔生体認証は、99.998%の精度で、たったの2秒で本人確認が完了します。
長くて複雑なパスワードから解放され、かつ、最高度のセキュリティで、安心して社内システムを利用できます。
Journey AI社の3Dフェイスマッピングとライブネス検出の技術は、生体認証の国際規格であるISO 30107-3のなりすまし防止レベル1~5のすべてに合格しています。
Journey AI社のゼロ知識IDプラットフォームは、軍事クラスのセキュリティレベルに準拠しています。詳しくはこちら⇒https://cba-japan.com/journey/
ユーザー認証規格SAML2.0に対応したサービスと迅速に連携し、ログイン時のセキュリティを強化できます。別の認証方式(Auth0など)を実装することも可能です。
Journey AI社が提供するのは、単一のセキュリティ技術ではなく、「ゼロトラスト」と「ゼロ知識」をベースとした総合IDプラットフォームです。最新の技術を提供し続けるセキュリティプラットフォームを利用することで、今後の新たな認証技術にも簡単に切り替えることができます。
既存の業務Webシステムへのリモートログイン
クラウドサービス導入に伴うセキュリティ対策
ECサイト出品者のログイン強化
国内大手BPO様
ほとんどのBPO企業が、顧客の使用しているCRMや各種システムにログイン・参照して業務を行っているが、この運用に変化が起き始めている。リモートワークの定常的な導入の傾向と、ゼロトラストの現状が相まって、従来のIDとパスワードによる運用ではなく、二要素認証の導入を条件とする依頼が、顧客企業からBPO企業に対して増えている。特に、外資系資本の保険会社などにその傾向が強い。
すでに使用しているIDとパスワードで運用しているシステムに、別のログイン方法を「後付け」することが可能なのか。それを実現させたのが、Journeyの個人認証プラットフォームの顔認証サービスとCBAの開発技術だった。現在、オムニチャネル基盤であるBright Patternとの組み合わせで採用されている。
この方式は、リモートワーク、在宅コールセンターの導入時に問題になるセキュリティの問題を解決してくれる。IDとパスワードは盗まれる可能性がある。在宅ワーク時に家族(子供)がPCを使用して、マルウェアに感染する可能性がないとは言えない。ところが、ワンタイムパスワードと顔認証であれば、盗まれる心配もなければ、本人以外がPCを使用する心配も払しょくできる。顧客企業側から急に2要素認証を求められても、すぐに対応できる体制が整った。
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